2019年12月、我が家に3Dプリンターが届きました。
これをきっかけに、CADの勉強をはじめました。
今回はCADをはじめてから2020年に制作した、ラズベリーパイ向けのケースたちの紹介です。
それぞれ概ね1/4サイズだそうです。
(気が向いたら個別の制作日記を投稿するかもしれません)
販売実績があるものは価格など記載しておきます。
今は生産していないものがありますが、
気になる方は詳細を説明しますので、ツイッターまでDMください。
※すべての販売物にはX68000/030及びSHARPなど商標登録されている
ロゴはついておりません。
目次
- CZ-61xD ディスプレイ
- X68030(RaspberryPi 4)
- X68000PRO(RaspberryPi 4)
- X68000CompactXVI(RaspberryPi Zero/RaspberryPi 3A+)
- X68030Compact(RaspberryPi Zero/RaspberryPi 3A+)
- キーボード・マウス
- ヘルメッツさんのケース用電飾パーツ
- 全部並べてみた
- あとがき
CZ-61xD ディスプレイ
CADをはじめて一番最初に作ったのがこちらのディスプレイです。
ヘルメッツさんのXVIの隣に飾りたい、という思いからすべてが始まりました。
最初はとてもショボかったのですが、
ブラッシュアップしながら実際に動作するものを作ろうと、
エスカレートしていったこの作品は、ツイッター上で多くの反響と、
お問い合わせをいただきました。
当初個人用で作っていたため量産は想定していませんでしたが、
キット化をするための各種見直しと、効率化を図りつつも、
特にフロント部はFDM機の品質では販売物として厳しかったため、
光造形の3Dプリンターを取り入れることで実現できました。
こちらは過去に塗装済み完成品は25000円、キットは15000円で販売していました。
有効解像度480x320、入力可能解像度1920x1080、20mmのステレオスピーカーを搭載。
5Vで動作するため、モバイルバッテリーでの駆動が可能です。
X68030(RaspberryPi 4)
当初はヘルメッツさんのXVI/初代機の着せ替え用のフロントパーツとして着手。
その後、下基板のデザインを修正しつつ、RaspberryPi4用のケースとして制作しました。
発熱問題を解決するために30mmサイズのファンを内蔵することが可能。
ラズパイのGPIOと接続することでPOWER(赤/緑)及びHDBUSY(赤)の
030ケース、点灯が可能な電飾パーツを配布しています。
X68000PRO(RaspberryPi 4)
X68000PROも制作しました。
実はツインタワーケースはジョイスティックなどを挿すと、すぐ倒れてしまうのですが
横置きのPROは倒れることがないので、とても使い勝手が良いです。
今にしてPROのデザインの良さを感じています。
030と同じく30mmのファンを内蔵することができます。
こちらは一時期BEEP様やBOOTH様にて販売していました。
出力にはプリンターの調整がシビアなため、最近は量産できていませんが、
近々増産したいと思っています。
ラズパイケース及び、030と同じくPROケースに付けられる電飾パーツを配布中です。
X68000CompactXVI(RaspberryPi Zero/RaspberryPi 3A+)
ラズベリーパイのZeroや3A+用のケースを持っていなかったため、
Compactのデザインにて制作しました。
こちらのケース及び、電飾パーツは16MHzを赤/緑で
光らせる事ができることができるものを配布しています。
なお、3A+への搭載はスペースがかなりきついので注意が必要です。
X68030Compact(RaspberryPi Zero/RaspberryPi 3A+)
CompactXVIを元に制作したケース。
こちらの販売予定はありません。
電飾パーツはCompactXVIと同じですが、いずれはPOWER/HDBUSY対応版を作りたいです。
キーボード・マウス
ミニチュアサイズに合わせて制作したX68000シリーズのキーボード・マウスです。
何も機能はもっておらず、単なるミニチュアです。
通常版の他に、PRO用、Compact用のセットを用意しました。
実物と同じく、PROとCompactのマウスは同じものです。
また、Compact用のキーボードはボディとキートップを別パーツとすることで、
色分けをしやすくしています。
それぞれ配布中です。
ヘルメッツさんのケース用電飾パーツ
ヘルメッツさんのXVIと初代タイプケースに取り付け可能な電飾パーツです。
(共用ではありません)
@z_alpha2 さん制作で、2019年のMI68の会場で販売されたものと同じものです。
こちらはラズパイと接続させることで、POWER(赤/緑)とHDBUSY(赤)を点灯させることができます。
こちらも配布中です。
全部並べてみた
よく1年でここまで作ったなぁ…
感無量と同時に、この写真は黄金聖闘士感あると思いました。
あとがき
成果物としては上記となりますが、実際には完成に向けてのトライアンドエラーだけでなく
各種3Dプリンターを扱うためのテクニックを身につけるなど、なかなか密度の濃い1年でした。
この他に、2020年になってパテやエアブラシを使った塗装をはじめて行いました。
達成感を得ては、次に何をするかを考える。
この繰り返しがたまらない今日このごろです。
2021年の制作物は都度投稿していこうと思います。
おしまい