15/24/31KHz対応! X68000にふさわしい最強レトロPCモニターをつくる(4)

3Dプリンター/DIY

その1(外装モデリング)、その2(内部構造)、その3(出力と下地処理)作成の続き、
電子工作のお話です。

目次

どうせならLチカ(LEDを光らせる)しなきゃ!

zinichiが所持しているCZ-612D(モニター)には「コンピュータ/受像/電源/31/24/15KHz」と
LEDがついていて、ステータスに応じたLEDが光ります。
流石にステータスに応じてLEDの光る箇所を変えることはできませんが、
一番良く使うモードを想定した箇所のLEDを光らせようと思います。

LEDを選ぶ

実は先日FDDのないCompactXVIにFDX68を内蔵してLEDを光らせる、
ということにチャレンジしたときに、緑や赤といったLEDといっても、
輝度や色味が色々と違うのです。
輝度は抵抗値を変えることで多少は調整できますが、色味については調整できません。
なので、68本体に近い色味のLEDを選ぶ必要があります。
色味はドミナント波長の値で示されていますが、緑の場合570nmくらいが近いと思います。
今回は秋月電子で売っている3mmサイズの「OSG8HA3Z74A」を、
赤は近所のパーツ屋で売っていた「ZH03RA」を使いました。

LEDを基板に取り付ける

これをカットできるユニバーサル基板に取り付けていきます。
できる人はもっとスマートなやり方をするのでしょうが、今回はエクセルに方眼を作って
配線図を書いてみました。
赤のLEDは輝度が強かったので1KΩの抵抗を、緑には300Ωの抵抗をつけることにします。

もっとスマートなやりかたがあるに違いない

LEDや抵抗の脚をつかって半田していきます。
先生方から怒られてしまうような半田ですが、ちゃんと動きました。

仮でボタン電池を使い光らせています
裏はこんな感じ

実際に取り付けてイメージを確認します。
なかなかいい感じです!

なかなかの光っぷりやんけ

スピーカーの準備

cocoparにはステレオスピーカーが搭載されていますが、
せっかくなのでもう少し良い音を出せるようなスピーカーをとりつけます。
スピーカーパーツは前も扱ったダイソーの300円USBスピーカーです。

じゃじゃーんと新調
開封から2分後にはバラバラに…

コントロールボードとスピーカーは4pinのPHコネクタをつかって接続します。
PHコネクタはソケット部とピン部で構成されていて、
ピン部に線を半田付けしたらソケットに差し込んで完成です。
このように書くと非常に簡単に思いますが、「PHコネクタ」という単語がわからず
秋月電子のホームページで随分と悩みました。。。

これ、PHコネクタっていうんですって
コントロールボードにバッチリ取り付けできました!

電子工作パートはこれでおしまい。
つづく

タイトルとURLをコピーしました