前回(外装モデリング)の続き、内部モデリングのお話です。
目次
壊れにくいケースが必要
今回のモニターは横45cm程度と大きい。
LCDそのものには剛性がないため、折ったりひねったりするとすぐに割れてしまうため
ケースには常識的な剛性が必要である。
zinichiが使っている3DプリンタはEnder3-Proと、25cmサイズなので分割出力が必須であった。
ということで、分割部に剛性をもたせる必要があるのだ。
そうだ、L字アングルを使おう
パーツは「フロント・リア・スタンド」の3構成で、それぞれ4分割に決めた。
各パーツにのジョイントに「ひねり」や「ひっぱり」に強い仕組みが必要だったので、
軽くてひねりにも強いアルミのL字アングルを使うことで解決を目指す。
ネットでL字アングルのサイズを調べると、今回は1.5mm厚、15mm*15mmが良さそうだ。
ということでモデリング。
画面上に15mmのアルミアングルを配置して土台を用意。壊れたくないのでたくさん配置する;
これなら頑丈にできそうだ!
いざホムセンへ
L字アングルを買いにホームセンターへ、首尾よくL字アングルをゲット。
今回は200mm程度が9本必要。
ホムセンでカットして貰う場合、1カットあたり3mmほど目減りするらしく、
197mmを10本になったけど問題なし。
自分でカットすると大変なのよね~
穴をあける
L字アングルにはネジ止め用の穴が必要だが、その穴を正確にあけるにはどうしたらよいか?
ということで、マーキング用のガイドをモデリング&出力。
マジックで点をつけ、ドリルで穴を開けていく・・・
これが結構重労働だった(笑)
スタンド部の作成
今回のモニターはにはチルト機能をつける予定はない。
実際のところ頻繁に角度を変えることもないため、決め打ち、または
スタンドパーツを取り替えることで角度変更ができるようにすることにした。
cocoparの角度は7度だったので、それを踏襲することに。
などとブログに書いているが、実はスタンド部のモデリングが一番最初に完成していたので、
L字アングル云々やっている間に、スタンド部を出力していたのであった。
自ずと、L字アングルの具合を最初に試す先はスタンド部となる。
横幅38cmと大柄なスタンドができた。
しかし、モニター要素がないためちっとも面白くない。
つづく