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ことの発端
ふゆきは現在CompactXVI風キーボードの外装を制作しており、度々ポストしています。
そんななか「そのファンクションをZのあれにも使えるようにしろ!」と鼻息を荒げながら迫る御人が現れました。
普段であれば会ったこともないおっさんの言葉などガン無視するのですが、鼻息を荒げずに対応するようにとおっしゃる仲良しさんも数名いた事から「ちょっとだけよ、あんたも好きね」とトライすることにしました。
今回(も?)ご協力頂いた方
そもふゆきはZを持っておらず、買う予定もないため、艶具合がわかりませんでした。
ということで、困ったときのasayanさん(@asahara420316)にてキーキャップをフィッティングしていただきました。(いつもありがとうございます)
ババーンッ!と完成



やったこと
キーキャップそのものは制作中のやつを流用します。
Zのファンクションは、COPYキーと同じ横列にキースイッチを配置しているので、オフセットを下にずらすように軸を配置すればおkです。
ZはCherryMXのキースイッチを採用しているため、そのままではファンクションキーだけがノッポな状態となります。
これは制作中のキーボードでも同様の課題がありましたが、背丈の低いキースイッチへ変更することで解決し、今回も同じ手法を採用します。
ここまで出来たら、あとは空いてしまった隙間を埋めるための化粧パーツをつけてあげればよいわけです。
取り付け方
取り付けはとても簡単、この動画にすべてが語られています。
治具をつかってキーキャップを掴んだら、グラグラと左右に揺らしながら、ゆっくりと引き抜いてください。
音声をONにするとより雰囲気が増します!
#X68000Z 用ファンクションキー差し替えパーツの取り付け方法です
— ふゆき@パンタロン (@zinfyk) May 11, 2024
音声付きでお楽しみください😊
治具を使ってもとのキースイッチを挟んだら、慌てず騒がず左右にグラグラと揺らしながらゆっくりと引き抜きましょう😃
途中とちったと思ったでしょ?
わたしも思いましたよ😅 pic.twitter.com/K6oMVS7046
仕上げ
私の予想では、トップコートを吹いたほうが良いだろうと思っていましたが、asayanさんと相談の末、まずは未塗装版をお送りして検証しました。
断然吹いたほうが良いそうです。

ファンクションとはいえ、キーキャップは何度も触るものなので、ラッカー系のトップコートを採用しました。
塗膜も強く、おすすめです!
完璧ではない
アングルによっては少しだけ隙間から黄色いキーキャップが見えます。
(キーキャップをマジックかなにかで塗れば気にならなくなると思います)
実際のキーキャップと比べて1mmほど背が高いです。
しかし、入力を的確に受け付けるためには4mmの深さが必要です。
キーキャップそのものを1mm短くするなどしましたが、あのグラマラス感が損なわれ、私的には今ひとつ。
1mm高い方を取りました。
こういう事もありますが、元のデザインよりだいぶ良くなったと思います。
おしらせ
2024年6月8日に開催される「ロッパー会」にて配布しようと思います。

最近はなかなか時間が取れないため、安定供給など程遠い状態ですが、少しだけ頑張ります。
配布内容
- 塗装済みファンクションキー(F1~F10を各1個)
- 塗装済み化粧プレート(2個)
- 専用キースイッチ(10個)
配布価格は未定とさせていただきます。
あとがき
元の製品がもう少し愛を注いでいればよかったのですけどね(汗
おしまい