帰ってきた最強自作PCケース ITX68000 ABS版の紹介!

3Dプリンター/DIY

目次

ことの発端

個人的に2023年はモニターの年と考えていたましたが、新しい取り組みにチャレンジしました。

ご存知のようにITXシリーズの素材にPLAを使ってきましたが、この度ABS版をリリースさせていただくことになりました。

ITX68000の基本仕様は同じです。
詳細は ITX68000の紹介編 に記載しています。
ご興味のある方は PCパーツの組み込み編 及び、
パワーLEDを超カッコよく光らす ドレスアップパーツ編
そして XVI/030モデル編 も、あわせて御覧ください。

配布タイミングはツイッターで行います。
そちらでの告知をもとにDMをお願いいたします。

デザイン

今回の写真は試作中ということで、みんな大好きXVIを作ってみました。
いつものことながら同人グッズであるため、X68000(030)や、SHARPといったロゴをおつけすることが出来ませんので、ご容赦ください。

ギャラリー

とりあえず制作メモということで、中身は空っぽ、パワースイッチやハンドルはつけていませんが、築層の雰囲気、下基板とのコントラスト差など、なかなか渋く仕上がりました。

私にとってABSを使った大きめの造形はとても難しく、このような荒れが生じている場合があります。
できるだけ良いものを配布できるように心がけますが、多少の荒れはご容赦いただきたく思います。
ちなみにABSの場合、紙やすりで該当箇所をこすると平らになりますので、塗装する場合は調整後に行うのがよろしいかと思います。

ABSとは

ふゆきもさほど詳しくありませんが、身の回りのプラスティック製品の多くにABSが使われていて壊れにくい、耐熱温度が高い、というものらしいです。
ただし、利用素材は、3Dプリンタ用のABSであるため、工業製品のそれとは多少異なるのかもしれません。

PLA素材の場合は50-60度くらいから歪みが発生しますが、ABS版の出力庫内はおよそ60度ほど無いと正しく造形できません。
したがって60度くらいまではへっちゃらなはず。
ちなみに100度のオーブンで10分ほど焼いたところ、多少の歪みが発生しました。
とにかく、100%熱に強いといったアイテムではありませんので、お求めの際はご了承ください。

基本仕様

初代型、XVI型、030型とラインナップします。

素材がABSに変わった事以外はすべて既存のITX68000と同じです。
電飾パーツもそのまま流用できます。

配布時の仕様も素材と価格以外は同じです。

おしらせ

これまでアイテムの配布時に、可能な限りご要望を承る形を取ってきましたが、細かな要望を間違えてしまう(忘れてしまう)といった事が散見しているため、アイテム数を絞ることにしました。

具体的には、ITX68000シリーズの新規作成はPLAを廃止、ドレスアップパーツは全機種標準装備とさせていただきます。

お届けするアイテムは、可能な限り写真のようにしたいと思いますが、そもそもが手作りのアイテムであるため、多少の品質のブレは生じる場合があります。
写真では下基板と他とで色差を出すようにしていまして、複数のメーカーのABSや出力設定を調整をすることで実現しています。
また、メーカーの供給状況によっては、変更せざるを得ず、風合いなど変わってしまうかもしれません。

あとがき

エンクロージャーなしでのABS出力は地獄。。。
とはいえ、ABS出力環境が手に入りましたし、また一つ野望に近づいた気がします。

とても良い勉強になりました!


おにまい

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