目次
- パーツ選別の注意:電源パーツ
- パーツ選別の注意:ライザーケーブル
- ケースのバラし方
- 底面FANと2.5インチSSDの取り付け
- 電源とマザーボードの取り付け
- 電飾パーツの配線
- ビデオカードの取り付け1
- ビデオカードの取り付け2
- CPUクーラーの取り付け
- 背面FANの取り付け(オプショナル)
- 右パネルの取り付け
- 上面FANの取り付け(オプショナル)
- 上面パーツの取り付け
- おまけ
- あとがき
ITX68000LはどうやってPCパーツを取り付けているの?
というご質問をいただくため、投稿してみました。
ITX68000Lそのものは「 グラボも入るぞ! ITX68000Lを紹介! 」を参照ください。
組み込み可能なパーツたちは「 ITX68000Lの対応パーツ 」となります。
パーツ選別の注意:電源パーツ
ITX68000LにはSFXまたはSFX-L仕様の電源を搭載することができますが、
「排熱FANを左側に向けたときに、電源コネクタは上に来るタイプ」をご利用ください。

パーツ選別の注意:ライザーケーブル
ライザーケーブルは、下記の図を参考にご用意ください。
長さは20cm~23cm程度が良いです。
配布するときには、一緒に手配させていただくことを検討しています。

ケースのバラし方
まずはケース上面を開けます。
上面パーツを1~3の順番に外しますが、1と3は手前に引き抜くように取り出して、2は少し浮かせてから引き抜いてください。

右サイドパネルは赤丸のネジを外してから、少し後ろ側へスライドさせてから持ち上げることで外せます。

底面FANと2.5インチSSDの取り付け
SSDに接続するケーブルは取り付けた状態でネジ止めすることをおすすめします。
底面FANは必要に応じて取り付けてください。

電源とマザーボードの取り付け
マザーボードへのCPU電源ケーブルを裏配線する場合は、マザーボードをネジ止めする前に這わせておくこと。
マザーボードと電源を固定したら、それぞれ必要な配線を行ってください。
CPUクーラーは後ほど取り付けることをおすすめします、マザーボード背面の固定パーツなど必要な場合は事前に取り付けておいてください。

電飾パーツの配線
電飾パーツはクリアパーツに挿し込むことで固定できます。
配線はITX68000と同じです。
ITX68000 パーツ取付編内の「同梱接続ケーブルの色について」をご覧ください。
ビデオカードの取り付け1
ビデオカードの取り付けをする前に、一通りの配線を行い、ケーブルを綺麗にまとめておくことをおすすめします。
ビデオカードは、上から下ろすように、ビデオカードの爪やライザーケーブルをはめ込むための溝へ取り付けます。
取り付け時は、図解の通り背面部を少し持ち上げてから取り付けてください。
ライザーケーブルは硬いものが多いので、充分癖をつけてから取り付けると楽です。


ビデオカードの取り付け2
収めたビデオカードは、付属のM3-6ネジとパネルパーツを背面に取り付けることで固定します。

CPUクーラーの取り付け
ここでCPUクーラーの取付です。
それぞれご用意いただいたCPUクーラーの説明書に従い取り付けてください。

背面FANの取り付け(オプショナル)
背面FANの取り付けを行うときは、このタイミングで取り付けてください。

右パネルの取り付け
右パネルは、最初に外した5本のネジを使い取り付けてください。
上面FANの取り付け(オプショナル)
上面FANは、FANマウンタに取り付けた上で、上部の中央部品に取り付けてください。


上面パーツの取り付け
基本的に取り外したときの逆を行えば良いです。

完成です、お疲れ様でした!
おまけ
私のばあい、本体背面のスリットから吸気させ、底面と上面に向けて排気させています。
スリットのデザインを優先したこともありますが、ここからホコリも吸気されてしまいます。
ということで、みんな大好き100均の網戸補修シールを使い、ホコリをシャットアウトさせます。
適当にカットしてFANとの間に挟み込むだけ(粘着は余り重要ではない)のお気楽です。
数ヶ月使ってみましたが、ちゃんとホコリが溜まっていたので効果はあるようです(^^

あとがき
長々と書きましたが、中身に余裕がある分ITX68000よりも組み込みが楽だと思います。
これは私だけでなく、先行配布版にご協力いただいたAKTさん(@afxw)からも同じ感想を頂いています。
X68000はまだまだ終わりません。
おしまい