はじめに
記念すべき1回目の投稿です。
今回はみんな大好き(?)ダイソーで売っている300円のUSBミニスピーカーを
X68000のステレオスピーカー(CZモニター用ステレオスピーカー)に作り変えてみました!
ブログ開設前に完成させてしまったため、スピーカーの分解時の写真がなかったりなど、
トホホな部分が多々ありますが、どうぞご容赦を♪
ことの発端
私のデスクにはX68000Compactがありますが、スピーカーをつけていませんでした。
今回値段の割には音質が良いという、このUSBミニスピーカーを買ってみましたが、
このどうもキューブ型のフォルムを見るたびに、
CZモニター用ステレオスピーカーにしてはデザインが惜しいな、
と、意味不明な不満を感じていたのがことの発端です。
普段使っているCompactXVI。友達にヤフオクで落としてもらいフルメンテナンスしてある。
FDDがないのが玉にきずだが、密かに改造してやろうと考えている。
スピーカーの型選び ホーン型というのが良いらしい
スピーカーの筐体なんて作ったことないのですが、自作スピーカー界隈では、
筐体のことをエンクロージャーと呼び、エンクロージャーの中で音を反響させ、
低音や音圧を強化させることをバスレフ効果と言うそうです。
エンクロージャーから外側への通し方によって、○○型など様々な方式があるということがわかりました。
ダイソースピーカーは背面に穴が空いているので、バスレフ型のリアダクトタイプのようです。
同じ形式のものを作るのでは芸がないので、
バックロードホーンというダクトタイプのホーン型を目指すことにしてみます。
なんでそれにしたかというと、この形式は低音がよく出るということが書かれていたのと、
複雑で格好良さそうに思ったからです。
試作その1
エンクロージャーをデザインする場合は、スピーカーユニットや筐体のサイズを元に、
難しい計算式を当てはめることで音の反響を考慮した空間の作り方を割り出すことができるそうです。
私には敷居が高かったので、フィーリングでそれっぽく、
音の鳴りを確認するためにシルエットのみの適当モデリングをします。
出力後のサポート材を剥がす事やケーブルを這わす事を考えて、半分に分けてモデリングして、
3Dプリンターで出力できるようにデータをスライスします。
CADソフトを使ってラフにモデリング。
CADデータを3Dプリンターで扱えるデータに変換、Curaというスライサーソフトを利用。
とりあえずの評価用ということで、アンプのついてない方の筐体を改造。
真っ二つのパーツををセロテープで固定という、我ながら恐ろしい手抜きを敢行。
ネジ穴のオフセットなど各寸法はドンピシャ。
セロテープという見栄えはさておきシルエットとしては悪くない。
出来栄え
スイッチオンでたちまち起動よろしく、意気揚々と音を流してみるも、
未改造の方と比べて低音は出たような気がするものの中音域がスカスカ。
なんとも言えない「変な音」に。。。
剛性や振動が大事なスピーカーの筐体を、2分割やセロテープで留めるとか
問題がありすぎるので作り直すことに。。。