ダイソーの300円スピーカーをX68000のスピーカーにリメイクしてみた(2)

3Dプリンター/DIY

前回(試作1)の続きです。

目次

試作その2(ちょっと本気を出す)

前回(試作その1)の反省として、計算式を駆使することもできないくせに
正方形のスピーカーでホーン型を実現するのは無理があるとわかりました。
ということでフロントダクト形式のバスレフ型に変更します。

この場合ダクト部のサポート除去は考えなくて良いので、ちゃっちゃとモデリングする。
例のごとくスライスデータをつくろうとすると出力所要時間約22時間との表示。。。

シルエットチェックのくせに時間かかりすぎ、ってことで、装飾も作って一気に出力することに。
約23時間の出力が始まる。

CZスピーカーテイク2
装飾を付けてスライス

待つことおよそ23時間・・・

3Dプリンター使うようになって1年、待つのにはもう慣れました。
ということで、本体、フロントベゼル、スタンドと、合計24時間ちょい、それぞれ無事に出力。

CZスピーカー テイク2
出力直後
CZスピーカー テイク2
フロントベゼルとスタンドをつけた例
CZスピーカー テイク2
フロント部のデザインその2

ダイソースピーカーのアンプはとても貧弱で、しかも半田付けがかなりひどかったので、
以前制作したミニチュアモニターで採用したミニアンプに変更。
これをしっかり取り付けできるようにスピーカー内部にマウンタを用意したので取り付けは楽で、
ボリュームつまみを絞ることで電源のOFFも可能になる。
アンプとスピーカーをつなぐケーブルが極細だったので、これも変更します。

ダイソーUSBミニスピーカーアンプ
被膜が破れたスピーカーアウト

さっそく音を鳴らしてみる!

メッシュ部は未作成だけど、それっぽい形になった!
今度こそってことでスイッチオン、スペースハリアーのBGMを流してみる!

「お、なかなかええやんけ!」
嬉しさ丸出しのツイートをしつつ、モデリング時に感じていたデザイン上の疑問を投稿。
じつはオリジナルのスピーカーの現物を見たのは遥か昔。
ネット上の写真を元にモデリングしていたけど、そもそもモデリング向けの写真ではないので
絞りの角度とか至極適当だったため「なんちゃってスピーカー」という自己評価だったのです。

ダイソーの筐体よりも低音が増した良い音になったこともあり、デザインを詰めるべく、
ツイッターでの現物を持っている方に助けを求めてみました。
SNSって素晴らしいですね!
親切な方から角度をつけていない各方向の写真と、大きさの情報をいただきました。


それと同時に「俺のスピーカー、色々と惜しい」ということがわかりましたorz

つづく

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